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2022年3月10日 (木)

まきんこの森から向山へ(険しさを楽しむ道)

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先日放送されたNHKBSプレミアムでの「丹波 グレートレース」の舞台ともなっていた「向山連山」に5年ぶりに登りました。

今日の目的は二つ
1、山の会4月月例ハイクで「向山」を予定しており、駐車場など下見
2、ネットニュースでも話題となっていた地元の女性4人が整備した「まきんこの森」から「宝来山」を歩いてみる。

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今日のコースは

JR黒井駅→まきんこの森→宝来山→蛙子峰→五の山→向山→深坂北峰→四の山→三の山→二の山→水分れ公園駐車場

距離 6.7km、累計高低差 上り 659m、下り 633m、標準コースタイム 4時間

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きっかけとなった丹波新聞1月1日版の記事「女性4人が登山道開拓」。ネットニュースで見て気になっていたが、YAMAPでも登る人が増えてきた。

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我が家から一般道を走って1時間足らずで丹波市氷上町の「水分れ公園 駐車場」に到着です。ここは今日の予定のゴールです。車を置いて、JR石生駅に向かう。

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「石生駅」で電車を待つ。

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9時6分発、福知山行きの電車がやってきた。

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一駅だけ乗り、「黒井駅」に到着。

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【9:13】正面に「黒井城跡」を眺めながらスタートする。

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福知山線の踏切を渡り、南に向かうとこれから登る「向山連山」が見えてきた。

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【9:35】20分ほどで「宝来山登山口」に着く。

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登山開始の前に近くを散策してみる。登山口東側に立つ「萬松寺」

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登山道右手に広がる「まきんこの森」

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「まきんこの森」。植林を一部伐採し、手作りの広場が作られていた。この森も同じグループで整備されたようだ。

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遊具も置かれている。

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【9:45】獣除けゲートから登山道に入る。

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良く整備された道だと思ったが!?

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【9:52】苔むす大きな倒木があり「山の神」と表示有り。

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根元には小さなお地蔵さんが祀られている。安全をお願いする。

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登山道は狭く、勾配も急になってきた。小さな沢沿いに進む。

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【10:14】「ブランコ」二股に分かれた木を称している。

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「ブランコ」から沢に沿って進んでしまったが唯一間違ったポイントで沢を離れ、左の斜面を上る。良く見ればテープや矢印標識有り。

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【10:21】「展望台」に着くがそれほど眺めは良くない。

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【10:26】「ヒカゲツツジ」の群生地に着く。

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ヒカゲツツジの登場と共に斜面は急になり、補助ロープも設置されている。

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【10:29】「レッツ岩登り」のワクワクする看板が!

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補助ロープが設置された岩場を上る。

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【10:31】眺めの良い「第二展望台」に着く。春日方面の眺望が素晴らしい。

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PM2.5か?霞んでいるが「黒井城跡」が間近に見える。

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これから向かう「向山連山」を望む。

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岩場が続く。

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長い補助ロープが設置されたヒカゲツツジの群生地を這い上がる。

女性4人でホント良くこのコースを整備したものだ。素晴らしい!私のような体のデカい人間はザックが木の枝にたびたび引っかかり大変だった。

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ヒカゲツツジの蕾も大きくなってきた。後一ヶ月で咲くかな?

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なかなか厄介な斜面が続く。ストックは邪魔な上りが続く。ストックは不要で下りに利用は不適と感じる。

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【11:01】「木の穴くぐり」これ何?

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この中を潜ると言うことか!?私には無理です!自然を上手く活用して見どころを作っている!面白い!

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木々を伐採した尾根に出た。

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【11:06】登山口から1時間20分で標高551m「宝来山(仮)」に到着。

名も無き山の標高が551mだったことから「宝来山(仮)」と名付けたそうだ!素晴らしいアイデアだ!これまたウイットに富んで面白い!「蓬莱山」とせず、宝が来る山「宝来山」としたのも良い!YAMAPにも「宝来山」と出てくる。

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これでひと安心と思ったが「向山連山縦走路」まではまた激下りだ。

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よく目立つ標識だ。

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踏み跡もしっかりあり、道標やテープも整備されまず迷う心配は無いだろう!?最後の上りとなる。

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【11:22】全長1.9kmだそうだが、良く開拓したと重ねて感じる!「向山連山」縦走路に合流し案内図が掲示される。

「険しさを楽しむ道」ぴったりの表現です。ほっと一息でランチタイムとする。

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合流点は「蛙子峰」の山頂だった。

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良く整備された「向山連山登山道」を進む。

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【11:46】「蛙子展望台」からの眺め

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【11:56】標高591m「五の山」山頂に着く。山頂からの眺望。

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花のトンネルを抜けて!!これから楽しみだ。

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今年はアセビも開花が遅い。

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アップダウンを繰り返し、ヒカゲツツジのトンネル、縦走路を進む。

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【12:08】三等三角点のある標高569m「向山」に着く。ふるさと兵庫100山にも選定されている。

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山頂からの北側の眺め

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黒井城跡も良く見える。

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【12:19】「ツツジが岡展望所」

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これから向かう稜線を望む。

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【12:39】標高511m「四の山」山頂

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【12:45】「亜炭展望所」

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【12:48】標高470m「三の山」山頂

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【12:54】「岩座展望所」岩場が広がり、眺め良く休憩場所に最適だ。

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「岩座展望所」から歩いてきた「向山連山」を望む。

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「岩座展望所」からの眺め

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【12:59】分岐に着き、「二の山」方向に右折する。

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【13:09】四等三角点のある標高298m「二の山」に着く。

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最後の下り、落ち葉が積もり滑りやすく注意が必要だ。

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【13:19】獣除けゲートを出る。

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【13:21】「観音堂登山口」に着く。

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「観音堂」

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麓では梅の花もようやく咲きだしたようだ。

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歩いてきた「向山連山」を望む。

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【13:29】黒井駅をスタートして4時間15分ほど車をデポした「水分れ公園」に到着する。「水分れ公園」は本州一標高の低い中央分水嶺の最東端に位置する公園だ。広い駐車場です。

険しさを楽しむ「宝来山登山道」とアップダウンを繰り返す「向山連山縦走路」眺め良く変化に富んだ面白いコースだ。これからヒカゲツツジも咲き始める!来月の再訪が楽しみだ。

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帰り道、4回目となる「大山宮」に立ち寄った。「アズマイチゲ」も見ごろを迎えている。

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「キクザキイチゲ」もまだ一輪だが咲き始めた。まだまだこれから楽しみだ。

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